当社はバルブのメンテナンスを主な生業としています。
そこで、従業員の整備知識や技量の向上を後押しするため、新たに『バルブ整備士』という社内資格制度を設けました。
　そうしてこの度、関係者の大変な努力により準備が整い、９月後半に第一回の審査会が開催されました。

　審査の内容は、バルブの種類ごとに筆記試験、実技試験、実績評価などを実施して総合的に判定するというものです。特に実技試験では対象の機械を前に、普段とは全く異なる緊張感の中、日頃の成果を発揮しようと真剣な面持ちで作業に取り組む従業員の姿がありました。
　また、審査する側もなんとか無事に合格して欲しいと祈る一方で、審査官という立場から各チェックポイントを見逃さないよう厳しい表情で見守っていました。

　今回が初めての開催ということもあって、思い通りの試験運びができた人もいれば、実力を発揮できずに合格ラインを超えられなかった従業員もいました。

　合否はあくまで結果です。大切なのは審査に向けてどの様な努力を積み重ねて来たかだと思います。今回上手くいった人は更に上の資格を、そして上手くいかなかった人は次回に向けて更なる努力と準備を整え、次の審査会では全員が笑顔で合格して欲しいものです。