経済産業省が旗振り役となって、昨今は企業のＤＸ推進が叫ばれるようになっています。が、この「ＤＸ」デジタルトランスフォーメーションという概念、メディア内で言葉ばかりが先行していることもあり、私たちの事業で具体的にはどの様に適用できるものか？イメージが掴めないまま今日に至っています。

　そこで、先ずはＤＸという概念に精通した人材を作ろうと言うところから始めました。幸い当社にはシステムを開発する組織があるため、その部署へ相談して社外教育などに参加してもらったところ、更なる知識修得を目指して１名が資格取得に挑戦してくれました。

　挑戦したのは「ＤＸ推進アドバイザー認定試験」というもので、合格率が２７％以下という情報もありましたが、本人の努力もあって無事合格することができました。

　バルブという機械が金属の塊なので、アナログ色が非常に強い印象を持たれることが多いのですが、ビジネススタイルやサービス全体に目を向けると、進化の余地は多分に残されている様にも思えてきます。
　私たちのＤＸ推進は緒に就いたばかりですが、当社の社是である『価値を創造する』という原点に返り、見つめ直す良い機会と捉え、お客様に新たな付加価値を提供できるよう積極的に取り組んでいこうと思います。