今年に入り、本社の朝礼内容が大きく変わりました。その中で、社長から従業員に向けてのメッセージをYouTube教育動画として記録し、異なる拠点や出張先の従業員が自由に閲覧できるようになりました。

これまでも社長自らが従業員に向けてメッセージを発する場面はありましたが、当社従業員はお客様のプラントへ出張している場合が多く、また本社以外の事務所を拠点にしている人は朝礼内容を知る術もありませんでした。

そこで、毎日の朝礼に「会社の歴史と歩み」というテーマで、会社が今日まで歩んできた中で遭遇し、乗り越えてきた課題や、これからの時代を乗り越えるために大切にしたい事などを社長自らが５分前後で語るというコーナーを設けました。

それをビデオ撮影してタイトル編集などを施した後、社内ポータルサイトへ動画を投稿することで、いつでもどこでもスマホやＰＣを利用して社長からのメッセージを閲覧できるようになりました。

動画として残ることもあって、「伝えたい内容を整理するなど、以前より事前準備に力を入れている」と語り手側である社長にも変化があったようです。

毎日同じメンバーが集まって言葉を交わせる職場とは異なり、従業員一同が会することの難しい会社にとって、ネットやＩＣＴ技術はハンディキャップを埋めてくれる便利なツールになるのだと実感しています。

これからも積極的に新しい技術を活用し、業務やコミュニケーション環境を向上させていきたいと思います。